◆ CAST
大橋 弘枝

音のない世界の住人であり、俳優。 1999年、俳優座劇場プロデュース『小さき神の作りし子ら』でろうの主役・サラを日本初でろうの当事者が演じ、そこでろう俳優の新しい歴史が動く。その実力が認められ、第7回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。
その後渡米し、演劇やダンスの勉強をする。現在は俳優の他に新しい仕事へ取り組みながら、マイノリティのエンターティメントに注力。
著書「もう声なんかいらないと思った」(出窓社)、漫画原作「もう声なんかいらないと思った」(おおにし真/講談社)。
河合 祐三子

北海道札幌市出身。
フリーランスのろう俳優としても様々な舞台、テレビ、映画などに出演。
2023年4月 めでみるコトバの住人としてミナテマリ(2人組ユニット「てことば・てかなで・てあそびDuo メリマリ」)で、サインポエトリー、サインミュージックを中心に子どもから大人まで、てとてあそび、非言語表現などの各種ワークショップを全国各地で意欲的に活動を広げている。
最新出演作はGAGA『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(監督:呉美保監督/主演:吉沢亮)。
平島 茜

市立船橋高等学校にスポーツ推薦入学。 舞台芸術学院にてミュージカルを学ぶ。
卒業後は、劇団に所属し小劇場界を中心に10年程出演を重ね、 特技のダンスを活かし、ディズニーリゾートなどのテーマパークにてキャラクターダンサー、NHK紅白歌合戦にてバックダンサーを務める。
2023年には、4万人以上が来場したDINO-A-LIVE in福井県立恐竜博物館『蘇った福井の恐竜たち』(脚本・演出:司田由幸)にメインキャストとして出演。
近年は 映画・テレビドラマなど、映像の分野にも活動の場を広げている。
本多 麻紀
(SPAC-静岡県舞台芸術センター)

東京都出身。
2007年より静岡県舞台芸術センター(SPAC)にて主に活動中。
以降、国内外の多くの作品で主演もしくは主要キャストを務める。
近年の主な出演作『天守物語』『アンティゴネ』(演出:宮城聰)、『ばらの騎士』(共同演出:宮城聰・寺内亜矢子)、『病は気から』(演出:ノゾエ征爾)『水の駅』『グリークス』(演出:杉原邦生)など。
情感の伝わる明晰な語り口にも定評がある。猫派。お茶好き。
◆ STAFF
脚本・演出:司田由幸(砂の上の企画)

脚本家・演出家。北海道生まれ。立命館大学にて演劇を学ぶ。
砂の上の企画主宰。ク・ナウカ シアターカンパニー所属。
築260 年の古民家や元グランドキャバレー、自動車工場跡地など特殊な会場を舞台にした「通常の劇場では味わえない演劇体験」と抒情豊かな作風に定評があり、絵本や小説の舞台化や、文学座やDINO-A-LIVEなど外部での脚本提供・演出も多い。
近年は、小学生~高齢者を対象とした市民参加型の作品制作、演劇の手法を用いた企業研修・ワークショップの開催など、多方面で活躍している。
音楽:寺田英一
照明操作:郡山純一
宣伝美術:高橋真美子
ビジュアル撮影・記録:伊藤華織
広報映像:鈴林まり(SPAC-静岡県舞台芸術センター)
手話通訳:飯塚佳代、石川ありす、井本麻衣子、小松ともみ、清水雅人、田村梢、村山春佳、吉田亜紀
手話監修:佐沢静枝
企画協力・編集:studio_o3(大和田瑞穂・高階經啓)
イベントコーディネーター:小川隆太
協力:Ayaneco、和の器 韋駄天
Special Thanks:幻灯劇場、犬猫会
主催:砂の上の企画