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砂の上の企画 Last Updated 2016-04-17

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砂の上の企画 #5 『水分-みくまり

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四方八方から吹き荒れる獰猛なまでの雪風。
その白い渦の向こう側から響いてくるのは、ある一人の男の半生だった…。
父は撃ち、鹿は雪原を渡る。
子は育まれ、雪花は空を舞う。
目も眩むような白の中、
ゆらゆらと水ごしに見えてくる景色と、
ヒトのかたち。


●2012年に主水書房プロデュース作品として、
大阪(堺)にて発表された幻の作品が再演決定!
初演時には鳴り止まぬ拍手の中、「神話的荘厳」と絶賛を浴びた作品が、
ついに東京初見参いたします!

●主演は、初演から引き続き、
関西を拠点に八面六臂の活躍を繰り広げる、山崎彬悪い芝居LinkIcon)。
俳優・劇作家・演出家として、今や日本狭しと次々に話題作を提供する彼が、
満を持して 自身初の一人芝居
の再演に挑みます。

語り手の主体が、ヒトから獣、都市そして自然描写にまで変幻する複雑な戯曲を前に、
雪崩のように押し寄せる言葉とイメージの奔流を一身に引き受け、
流れる水そのままに、刻々と姿を変え身体を変え、語り下ろします。
俳優の言葉が映像を駆逐していた。(初演時アンケートより)」
とまで言わしめた怪演に、どうぞご期待下さい。

●会場は、
谷中霊園のほとりにひっそりと立つ、旧平櫛田中邸LinkIcon
近代彫刻の巨匠・平櫛田中(ひらくしでんちゅう)が魂を奮ったアトリエです。

通常の劇場空間では味わえない演劇体験にこだわり続けて来た、砂の上の企画。

初演時には純日本家屋の天井をぶち抜き観客の度肝を抜きましたが、
本作では、美術に加藤ちか、室礼に片桐功敦(花道みささぎ流家元)を迎え、

大正の雰囲気を色濃く残す近代建築を舞台に
厳寒の大地にきらめく一大叙事詩を現前いたします。